夢色メルヘン


部屋にあった瓶に薔薇を差した


ボーッとしていると、温もりに包まれたように、眠くなった

もうすぐご飯だから寝てはいけないと自制した


下へ降りると美味しそうなご飯が並べられていた


緑とその補色の赤がよく映える。新鮮そうな野菜を口へ運ぶ


「今日も良いかな?」


見上げると、また旅人さんがいた。

私は嫌とは言えず、旅人さんに向かって笑顔を作った