「おばさーん」 「あら、コハルちゃん。どうしたの?」 おばさんと言われる人はソウタさんのお母さんだろうか 「実は、この子……茉莉って言うんだけど、おばさんバイト募集してたから……雇ってくれないかな?」 「まぁ、可愛い子ね。勿論私は構わないわ。フミエよ、よろしくお願いね」 何となく顔立ちはソウタさんに似てるし、人柄も良さそう 「はじめまして、一条茉莉です。よろしくお願いします」 こんな私を雇ってくれるとは、と思い、私は深く頭を下げた