夢色メルヘン


「……可愛い!やっぱり私の目には狂いがなかったね!茉莉、すごく可愛いよ!」


コハルは興奮して、こちらに詰め寄る


「あ、ありがとう……」


この頃、お世辞に嫌気が差していたけど、コハルからはそう感じない


「よし!ソウタのところに行こうか!」


腕を掴まれて、町を1分ほど走ると、少し古めかしい可愛らしいお店が視界に現れた。お店の前には可愛らしいお花が沢山ある


「おしゃれ……」


お店の外観を見て、目の前なのに緊張してきた