「……茉莉?行かないの?」


ボーッと考え込んでいた私の顔を覗くコハル


「ううん!」


私はコハルより一歩後ろを歩き始めた


町を少し歩くと、賑わいを感じる


野菜や果物を売っていたり、動物の肉を売っていたり……

綺麗な宝石のついた装飾品が売られていたりと様々だ


「はい、着いたよ!」

見上げると、それはそれは可愛らしいお店だった