「ねぇ、樹君は何処の中学校だったの?」

帰り道、私たちは3人で並んで帰った。

「隣の県の中学校だよ。高校入学でこっちに一人暮らししてるんだ。」

「へぇ~。一人暮らしなんて凄いねっ!今度遊びに行ってもいい??」

「勿論、いつでもきていいよ。」

「やったぁ!祐太も一緒にお邪魔しようよー!」

「…あぁ。」

あれ、祐太機嫌悪い…?

「祐太君はやきもちかな…?」

樹君がニコリと笑う。