まさか、同じクラスになるとは思わなかった…
俺は鼓動の早くなった胸に興奮を覚えた。

久しぶりに話した…何年ぶりだ…?

ちらりと、鈴のほうに視線を向ける。

どうやら祐太と談笑しているようだった。

…悔しい。
あいつは俺の知らない鈴を知っている…

苗字も変わってたし…あの父親、出て行ったのか?


でも、今日は鈴と一緒に帰る…
多分、祐太も来るだろうけど、きにしない…
ただ、キミに会えただけでも幸せなんだから。