ずっと、我慢してた。

私よりお父さんの方が辛いから、私がなく資格なんてないって…思ってた…。

でも…今だけは泣いてもいいのかな…?


私は君に全てを話した。
家の事、事故のこと、病院のこと…。


私は恐る恐る君の顔を見た。
君は難しそうな顔をして、

「無理すんな…。」

そう言ってくれた。
がんばれとも、私のせいじゃない…とも言わない。
同情でも励ましでもないその言葉が私の心に刺さった。


…そっか、私はこの言葉が欲しかったんだ…。