少しの間…俺は君から離れるけど、また戻って、君を支えるから…。
その翌日は卒業式の式場準備だった。
卒業生は自由時間として、各クラスで出し物などをやっている。
俺のクラスはお調子者の男子数名がお笑いをやることになった。
俺は君の隣に座る。
そして、前を向いたまま話しかけた。
「話あるから、いつもの場所に7時に来れる?」
いつもの場所…君と俺しか知らない。
秘密の場所。
君は俺を見て、頷いた。
…多分、卒業式には参加出来ない。
だから、早めに言っておきたいんだ。
その翌日は卒業式の式場準備だった。
卒業生は自由時間として、各クラスで出し物などをやっている。
俺のクラスはお調子者の男子数名がお笑いをやることになった。
俺は君の隣に座る。
そして、前を向いたまま話しかけた。
「話あるから、いつもの場所に7時に来れる?」
いつもの場所…君と俺しか知らない。
秘密の場所。
君は俺を見て、頷いた。
…多分、卒業式には参加出来ない。
だから、早めに言っておきたいんだ。

