「い、樹くん…!」

「……何してるの。財布忘れてるし…俺から離れないでっていったよね?それに、そこ男の子は誰?」

…樹くん…怒ってる…

「ご、ごめんなさい…。この子、迷子なの…。」

「あー、そういう事。」
樹くんはそういう言うと、男の子を肩車した。
「こうした方が見つけやすいよね。」

「樹くん!ありがとうっ!」


そのあと、ちゃんと男の子の御両親は見つかって、すごく美男美女だった…。


あー。小さい子可愛かったなぁ…。

「そういえば、樹くんと男の子、親子みたいだったね。」
私はクスクスとわらった。