「じゃあね。ばいばいーっ。」

私は2人に手をふった。
祐太は私の隣の家で樹君の家はもう少し先みたい。歩いて5分くらいって言ってたから、いつでも遊べるよね…

「また明日。」

祐太はそれだけ言って、家の中に入ってしまった。
今日は祐太、元気ないのかな…

「またね、鈴ちゃん。」
樹君はふにゃっと笑い、小さく手を振った。