『美陽ちゃんは充分可愛いわ。』
…っ!!
こ、の声…………聞いたことある……!
でも、どこでだっけ?
思い出せない……。
こんなに透き通ってて、優しそうな声、忘れるはずないのに………!
「おい美陽どけ。すみれが見えないだろ。」
「あっ、ごっめーん!はい!どーぞ!」
そう言って私の前からどいた美陽。
そして、今私の前にいるのは…………
『すみれ…?』
「はい。お二人の大事な娘さんが帰ってきましたよ。」
ニヤリとしながらそう言った零の言葉に
ゆっくりと顔を上げると…
『……っ!!すみれっ!会いたかったわ…』
『すみれなのか?!
…大きくなったなぁ。会いたかったぞ!!』
「あ………。」

