「なっちゃん帰っちゃった…。
…さてと、わたしも帰りますか。ね、妖精さん?案内してください。」


〈むむ〜すみれ!私に名前つけてって言ったじゃん!早くつけてよ!!じゃないと家に連れてってあ〜げない〉


「え、それは困る……。
じゃぁ……エルっていうのはどう?」


〈エルぅ〜?………うん、いいかも!
じゃ、今から私のことエルって呼んでね!〉


「はいはい。それじゃあエル。
家に連れていってくれる?」


〈いいよぉ。すみれの家はあっちだよぉ〜。びっくりしないでね??〉


「えぇ?どういうこと?」


〈ふふふっ。お楽しみ〜〉