Jantar lesk〜琥珀色の輝き〜

「はい!秋人君これあげる。」


そう言って私が渡したのは

黄色の1輪のマリーゴールド


「わ、なにこれ!すごい、すみれが?ありがとう!!めっちゃ嬉しい。」


そう言って笑う秋人君に涙が出てきそうになる。
あれ、私ってこんなに涙もろかったっけ?


「うん。あのね、この花の花言葉って何か知ってる?」


「いや、知らない…。なに?」


「……“別れの悲しみ“……だってさ!」


「…っ?!す、みれ?どういうつもりだ?」


「そのまんまだよ?…秋人君、別れよ。」


「っっ!!な、なんでだよ!!すみれっ!」


そう言って私の肩を掴んでくる。


「なんで?そんなの自分が1番分かってるんじゃないの?」


「…っ。わ、かんねぇよ…。なぁすみれ!」


「…そ、ならそれでもいいけど。私たちはもう無理だよ。もう、これで最後。」