ー2人が去って行った後のみんな
「え、手繋いでる!?」
「付き合ってんのかぁ〜」
「お似合いな2人だー!」
そう言いながら盛り上がっているお気楽組の
心、日向、鈴。
そんな中、なんとも言えないような顔をしているものが1人
「ん?琴音ー??そんな顔してどうしたの…?」
琴音に不思議そうに聞く鈴
そこで盛り上がっていた心や日向も2人の会話に耳をすませていた。
「ちょっとね」
ふふっと悲しげに笑って誤魔化した琴音に疑問を抱く他の3人
「…琴音?」
「いや、本当に大したことないんだけど…」
“けど…”という言葉に続く大事な言葉は琴音から発されなかった。
この時、“けど…”に続く言葉に隠された琴音の壮絶な想いなど
今の彼らは知らなかった。
その言葉によってこれからの未来にすごく関係することになる
「…美優」
そう呟いた琴音に誰も気がつかなかった。
