不器用な恋の形



そして拍手をもらいながら、私は翔の隣の席に座った









「お疲れさん」



ぼそっと翔が声をかけてきた









「そっちもね」








負けず嫌いだから翔が作った雰囲気をぶち壊す勢いで必死に頑張ったってことは言わないでおこうっと!











どうせ翔も負けず嫌いなんだろうしね。













スポーツをやってると自然に負けず嫌いになる









弓道もそう、



バスケもそう。














はぁ〜…それにしても、緊張から解放されたからか眠くなってきた











うとうと首をカクンカクンっとゆらして頑張って起きていたら



「肩使えよ」








そう言って私の頭をぐいっと翔の肩へ寄せた









えぇ〜!








なんて思いながらも眠気には勝てなくて…










「あり…がと……」














そう言った私はすぐに眠ってしまった