震える手を無理矢理動かして、章からのメッセージを確認する。
『田野畑さんが、あいつに連絡取れなくなったらしいって』
『アウトレット店の話になった時、何気なくうちの部の人間がいること言っちゃったらしい』
『今どこにいる?』
『警備室が騒いでる』
携帯の画面が着信の画面に切り替わる。
章だ。
恐る恐る通話モードにして、電話をとる。
『今どこ!?倉庫に居ないよね!?』
「今9階…アウトレットのストックルームにいた」
『スガさんが探してた!あいつに似たやつマークしてたけど撒かれたらしい!!』
「えっ・・・?」
どういうこと・・・?
『俺も今3階の警備室に居る。店にも倉庫にも居ないから、みんな焦ってた』
「ごめん、今戻るとこ。裏のエレベーター近くにいる」
『とりあえず表のエレベーターに回って!俺もスガさんも合流するから』
電話は勢いよく切れて、ツー・ツーという音が流れている。
‐『あの人』が近くに居る?
‐嘘だ、そんなの・・・嘘だ。
正気を保つように、何度も嘘だと言い聞かせる。
呪文のように唱えながら、遠回りになるけど、人通りが多い表のエレベーターに向かって歩く。
『田野畑さんが、あいつに連絡取れなくなったらしいって』
『アウトレット店の話になった時、何気なくうちの部の人間がいること言っちゃったらしい』
『今どこにいる?』
『警備室が騒いでる』
携帯の画面が着信の画面に切り替わる。
章だ。
恐る恐る通話モードにして、電話をとる。
『今どこ!?倉庫に居ないよね!?』
「今9階…アウトレットのストックルームにいた」
『スガさんが探してた!あいつに似たやつマークしてたけど撒かれたらしい!!』
「えっ・・・?」
どういうこと・・・?
『俺も今3階の警備室に居る。店にも倉庫にも居ないから、みんな焦ってた』
「ごめん、今戻るとこ。裏のエレベーター近くにいる」
『とりあえず表のエレベーターに回って!俺もスガさんも合流するから』
電話は勢いよく切れて、ツー・ツーという音が流れている。
‐『あの人』が近くに居る?
‐嘘だ、そんなの・・・嘘だ。
正気を保つように、何度も嘘だと言い聞かせる。
呪文のように唱えながら、遠回りになるけど、人通りが多い表のエレベーターに向かって歩く。



