先輩が高め、私が低め。 きっと、想いは正反対なのだろうけど。 「ゆな〜! 見て!これ一緒に行こ!!」 先輩が見せてきたのは遊園地のチケットだった。 「はい!行きたいです!」 2人きりの時間を、大事にしたい私は、考えるまもなく、こう答えたのだった。