ミミズクが少女の肩に乗ってこう言った

「小さな人の子よ、もうじきよもうオオサマにあえるけーね、でも怖がらんでいいからね」

少女はその言葉にうんと小さくうなづいて森のオオサマのもとへと歩く歩く

少女の足や腕は切り傷でひどいありさまだったが、少女はそんなことどーでもいいかのようにまるで小さな子供が頬席を見つけてはしゃぐようにきらきらとした目をして。