「そう言えばさ、梨都…それウィッグでしょ?」




そう言われ、私は自分の髪を触る。




そう言えば、これウィッグだったんだ。




今つけてるのは黒髪の短い髪。




本当は…






「わぁ…!」




ほぼ銀色に近い髪色の、腰まであるロング。