「Cielは依頼を受けたら依頼金でターゲットを逃がしてたんだよ。…そこにいる、麻耶の母親も今じゃCielが面倒みてるしね?」






お母さんが、生きてる…?





なのに、私は…珠麗に、なんて言った…?







「悪いのは全部…麻耶、お前だよ。今目の前で倒れている親友を…守ってもらったままだったのはお前だ。」





桃李の言葉一つ一つが胸に刺さる。