「…教えてあげようか?裏切り者の名前。」 耳元に口を寄せてくる相島。 「っいい!」 聞きたくなくて、相島から離れた。 「…怖い?裏切られるのが。小さい時みたいに…拒絶されるのが。」 わざと耳元で呟いてくる相島。