「…言い訳かもしれないけど、私は…その子を守りたかった。…本当にそれだけだったんだ。」 溶けたアイスをスプーンですくう。 麻耶をみると… 「…」 頬に涙が伝っていた。 「ま、麻耶…?」 「……同じ名前だから、かな。なんだか、泣けてきちゃって。」 「じゃあ、帰ろっか!」 そうして私の休日は終わった。