「死んでほしい…」




そう冷たく言い放った麻耶。



その顔はいつもとは全く別人だった。




「…麻耶?」





「あんなの…お母さんじゃない。私を、殺そうとしてくる…もう、こわいよ、珠麗…」







「…麻耶。」





私は麻耶の頭を撫でた。





その時、チャイムがなった。