「っままが、ね…私のこと…叩くの。麻耶はいらないこ、うまなきゃ…よかったって…」



嗚咽しながら麻耶は言った。




「…」



私はその姿を見て、何も出来なかった。




ただ、持っていた絆創膏をあげることしか。