「…あ、いや、…少し昔のことをね。」




そう言うと、麻耶は少し悲しそうな顔をした。




「そっか。」




それからなんだか少し沈黙が続いて、話を始めたのは麻耶。





「あ!珠麗、アイス食べようよ!」




目の前にはアイスが売ってある店。