けれど、その体が昨日に比べて華奢になっているのだ。


「えっ……」


まだ寝ぼけているんだろうか?


あたしは目をこすり、鏡の中の自分をマジマジと見つめた。


やっぱり昨日より華奢になっている。


気のせいかと思いためしに下着姿になってみた。


すると更に驚いた。


肉や太ももにあったはずの無駄な肉が、綺麗に消えているのだから。


「嘘でしょ!?」


綺麗になった自分の体に、下着姿のまま唖然としてしまう。