だけどその言葉は今のあたしにとってとても大きなものだった。


普段のあたしが言われることのない言葉。


だけど、ミィとしてならもらえる言葉。


もう少しくらいなら投稿して見てもいいかもしれない。


そう思い、あたしは自分の顔写真を撮影した。


加工アプリを使いってどんどん可愛くしていく。


目を大きく、鼻筋を通して、肌は白く、まつ毛を長く。


加工を始めたら時間の経過を忘れて行く。


別人のように可愛くなっていく自分を見ていると、だんだん顔がにやけて来る。


これがあたし。


これがあたしなんだよ。