ボロボロになって帰って来たあたしを、両親はひどく心配してくれた。


クラスメートにやられたと説明すると警察へ通報されそうになった。


あたしはそれを止め、シャワーを浴びて自室へと戻った。


体中がズキズキと痛むけれど骨折はしていないようで安堵する。


「みてよろ……」


そう呟き、スマホを握りしめた。


ペロリと唇を舐めて2人の写真を表示する。


絶対に許さない。


今のままじゃ終わらない。


2人とも後悔させてやる……!