「ありがとう。適当に座って」
小春ちゃんはそう言って薄いピンク色のクッションを出してくれた。
お尻を乗せるのが申し訳ないくらい、フカフカだ。
「本当はもっと汚れてるんだけどね、今日はどうしても心ちゃんを招待したくて片付けたの」
そう言って小春ちゃんは笑って見せた。
「そうだったんだ? でも、なんで?」
「こっちに来て」
今座ったばかりだと言うのに、小春ちゃんはそう言って部屋を出てしまった。
あたしは慌ててその後を追いかける。
小春ちゃんは隣の部屋を開けると「入って」とあたしの背中を押した。
その瞬間、あたしは思わず絶句していた。
部屋の中全体がウォークインクローゼットになっていて、ズラリと服が並んでいるのだ。
「心ちゃんとあたし、好きなブランドが同じでしょ? だからぜひ見てほしかったの!」
洋服たちの間に立って見てみると、どれもこれもあたしが好きだと言ったブランド服ばかりだったのだ。
小春ちゃんはそう言って薄いピンク色のクッションを出してくれた。
お尻を乗せるのが申し訳ないくらい、フカフカだ。
「本当はもっと汚れてるんだけどね、今日はどうしても心ちゃんを招待したくて片付けたの」
そう言って小春ちゃんは笑って見せた。
「そうだったんだ? でも、なんで?」
「こっちに来て」
今座ったばかりだと言うのに、小春ちゃんはそう言って部屋を出てしまった。
あたしは慌ててその後を追いかける。
小春ちゃんは隣の部屋を開けると「入って」とあたしの背中を押した。
その瞬間、あたしは思わず絶句していた。
部屋の中全体がウォークインクローゼットになっていて、ズラリと服が並んでいるのだ。
「心ちゃんとあたし、好きなブランドが同じでしょ? だからぜひ見てほしかったの!」
洋服たちの間に立って見てみると、どれもこれもあたしが好きだと言ったブランド服ばかりだったのだ。



