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翌日、あたしの気分はスッキリとしていた。


昨日ノートに書いたおかげかもしれない。


文字にすることでストレスが発散されるなら、とてもいいことだった。


「そう言えば、この日記って毎日書くんだっけ?」


バイト用の制服に着替えてから、あたしはテーブルの上のノートに視線をうつした。


復讐日記だから何時に書いても大丈夫そうだ。


スマホで時間を確認し、出勤時間までもう少しある事を確認すると、あたしはテーブルの前に座った。


ただ書くだけで今日みたいにスッキリできるなら、毎日だって書いていられる。


手始めに何を書いてやろうか。


そう考えて舌なめずりをする。