次の瞬間、ドォンと大きな爆発音が聞こえてきた。


家が大きく揺れる。


それでもあたしの笑いは止まらなかった。


だって、これであたしは幸せになるハズだもん!


燃え盛る炎が家中を包み込む。


煙が視界を遮り、幸せ日記が見えなくなった。


それでもあたしは書き続けた。


笑い続けた。


「あたしは幸せ!」


そう叫んだ時、焼け焦げた天井の一部があたしの頭上へと落下した。