「嘘!?」
「彩愛、あの日記をあちこちに持って歩いてたからどこかに忘れて来たんじゃない?」
花音がそう言い、うっすらと笑った。
その笑顔にはなにか裏があるように感じられて、心がざわつく。
「そんなハズない! 花音の部屋にあるはずだよ!」
「知らないってば。もう帰って」
花音はそう言い、あたしを玄関から追い出したのだった。
「彩愛、あの日記をあちこちに持って歩いてたからどこかに忘れて来たんじゃない?」
花音がそう言い、うっすらと笑った。
その笑顔にはなにか裏があるように感じられて、心がざわつく。
「そんなハズない! 花音の部屋にあるはずだよ!」
「知らないってば。もう帰って」
花音はそう言い、あたしを玄関から追い出したのだった。



