確かに、それは返品の時に使う紙で、サイトの住所とアンケート用紙になっている。
「これ、何度でも返品できるってこと?」
横から成美がそう聞いて来た。
「え? そうなの?」
「だって、返品用紙が一緒に入ってるってことは、返品できるってことだよね?」
確かに、そう受け取るのが自然だろう。
「ってことは、気に入らなかったからアンケート用紙に改善してほしい場所を記入して、返品すればいいってことか」
「そうすれば、また新しいアンドロイドが届く……?」
あたしはそう呟いて洋二を見上げた。
洋二はほほ笑んだまま首を傾げている。
あたしたちの会話を理解しているのかいないのか、わからない表情だ。
「これ、何度でも返品できるってこと?」
横から成美がそう聞いて来た。
「え? そうなの?」
「だって、返品用紙が一緒に入ってるってことは、返品できるってことだよね?」
確かに、そう受け取るのが自然だろう。
「ってことは、気に入らなかったからアンケート用紙に改善してほしい場所を記入して、返品すればいいってことか」
「そうすれば、また新しいアンドロイドが届く……?」
あたしはそう呟いて洋二を見上げた。
洋二はほほ笑んだまま首を傾げている。
あたしたちの会話を理解しているのかいないのか、わからない表情だ。



