慌ててナナのフェイスを引っ張り出す。


次の土曜日までフェイスは我慢するつもりだったけれど、とても我慢できる状態じゃなかった。


一刻でも早くこの醜い顔とさよならしたい。


その気持ちから、あたしはナナのフェイスをつけてしまったのだった……。