夜が朝にを染まるまで


授業が進むにつれだんだんと外の声は大きくなり、人数が増えている気がする……

「先生、廊下がうるさいんですけど……」
「ん?ああ、藤田だろ、ほたっとけ、言っても聞かん、葉月に迷惑かかってるのはわかるが、たぶんお前が出ていくと食われるぞ、いろんな意味で……」

先生は廊下を見つめながら彼の素行の悪さに嫌気が指したような眼差しを向けると、すぐさま授業に戻った。

(食われるって何よ!先生も問題を解決する気ないの?ますます嫌いだ、あの男!)