俺様総長に愛されたお姫サマ!?

瞬…麗華…


「…俺も…戒がいいなら…」


「…そうだな、それに俺たちの総長様はやると言ったら自分の意思を貫き通すしね」


柊也…律…


「…ありがとう…」


「私は納得できないわ」


え…


「千紘…」


千紘は俯きながら言った。


「戒…あんたはあの子のこと2人の代わりに守りたいって言ってたけど…本当は…ハルカとあの子を重ねたんじゃないの…」


「ちーちゃん!なんてことを!」


「翔は黙ってて!」





「正直に言うと、私だってあの子のこと一瞬ハルカと見間違えた…戒…もう、ハルカはこの世にはー…」


「千紘」


「ビクッ…」


「…俺はあいつを姫にする…誰が何と言おうとだ」


「っ…ない…私は認めないからっ…」


「ちーちゃん!」


千紘は少し涙目になりながら屋上から出ていった。