俺様総長に愛されたお姫サマ!?

律は俺のほうを見ながら真剣な表情で言った。


「…俺は…姫にしたいと思ってる」


「「「「!?!?」」」」


「「…」」


「な…どういうつもりだよ…戒…なんで2人の妹を!」


「2人の妹だからこそだ」


「え…」


「きっと…あいつが2人の妹だと広まるのは時間の問題だ…。
面白がってあいつに近づいてくる奴らがいないとは限らない…」


「…最悪な事態になる前に…俺たちの手で守る…そういうことか…?」


「…あぁ…そうだ…」


「僕はいいと思うよ」


翔…


「だって、ハルちゃんとハルくんの大切な妹なんでしょ?なら、僕たちが責任をもって守らないと」


「俺は戒がそうしたいなら、従うよ」


「えぇ、私もよ」