野々華:そうかな?、シュートすることしか考えてなかったし気づいてなかったけど光に速くなったと言われて嬉しいよ(笑顔)。再開するけど、大丈夫?。


光:うん、大丈夫だよ。


-互いにボールを持ってスタートの時に、1回ずつシュートを決めてからはなかなか得点に繋がらずに引き分けになった。夜には両親に二人だけでの泊まりの許可をそれぞれとることにしたが、光の親戚のペンションならとようやく許可が出た。


ポスッ-(ボールがゴールに入った音)。


野々華:わーい、何回も光とは1on1したけどなかなかシュート決まらなかったから今日は得点出来て嬉しいよ。シュート決まったし、ボールは光からだよはい、ボール。


光:ありがとう、野々華。悔しいな、止めるつもりで追いかけたのにあっさりシュート決めるくらい上手くなってたんだな。次は俺がシュート決める番だから頑張るよ。


野々華:ありがとう、光。シュートされないようにするんだ。


光:入ったけど、ギリギリだったから次のシュートはもっと上手く入ったらいいな。


野々華:次はシュートされないようにカットして、なるべく自分が攻める方にしないときついな…。(いつまでも光とこうしていたいよ…)。