「ねぇ、明後日写真集の発売の日だよ?」




「早いな。
その前までにちゃんと正せてて良かった。
聞いてくれてありがとう。」




「ううん。あたしも今回のことで学んだんだ。
聞きたい?」




「うん。」




「信じること。
あたしさ、大輝のこと信じてるって思ってたけど、本当に信じてるなら事実、確認するよな…と思って。」




この話すると、なんとなく気持ちが下がるよね。




「俺も学んだ。
美雪と美音を絶対に心配させないってことと……………………」




そこで話を止めた。


「どうした?」