「美雪…帰ろうか迷ってるの?」



真央ったら、鋭い。




「そうなんだけど…怖くて。」




「ちょっとそこ座って?」


「うん。」




今では日常にもなりつつある、この白いソファ。



今日は紅茶を持ってきてくれた。