図書室に来るなり、隣で筆箱忘れた!ってしょんぼりしてる矢幡。 普通持ってくるだろ… ま、俺も持ってきてないけど… まぁ、いい。 『終わったら起こして。』 「へ?黒田くん!?」 座っても尚、あたふたする矢幡を横目に、机に突っ伏して寝る。 こんな話し聞いてられるかよ… どうせたいした話しないだろ。 大体、こういう係りとかって、女がしっかり者でちゃんとやってくれる…