そして毎回奏海が分けてくれたふ菓子を2人で食べる。 「奏海、ありがとう」 「どういたしまして。また行こうな!」 そんな日々が続くと思ってた。 その日は海辺に来ていた。 「愛音どうしたの?ぼーっとしてるよ?」 「実はね、今日東京に引っ越すんだ。」 「…え?」 本当に突然すぎる別れ。 2人で泣いた。