最上階ってここしか部屋無かったんだ。


ドアを開けるとあまりにも広すぎる部屋があった。



あたしんち何個入んの?
ってレベル。


窓ガラス張りになっていて夜景がヤバすぎる…。

綺麗すぎ。




出入口の所にぼさっと立っていたあたしに蓮は腕を引っ張り隣の部屋と思われるドアを開け、
これまた広すぎるベットの上にあたしを放り投げた。



「お前さ…なんなの?」
無表情で何考えてるか分からない顔で蓮は聞いてくる。


「なんなのって何が?」
やっと喋った言葉がそれかよ。
と正直思ったがなんだかいつもと違う雰囲気のあいつにそこはぐっとこらえた。