すっげー嫌だったけどお仕置きとかキモ怖すぎて結局こいつを家に上げることにした。
家に上げればあとはテキトーにやってテキトーに帰そう。
そんなことを思いながら。
「へー、華の家意外と綺麗なんだな」
あいつはリビングのソファに座り悪口とも取れるような発言をかます。
「今すぐ蓮さんをこの電気ケトルで殴りたいわ」
あいつにお茶くらいだしてやろうと思って電気ケトルでお湯を沸かしてるあたし。
いや、熱湯かけるのも有り。
「華、ご飯食ったの?」
「食ってないけど」
「何食いたい?」
「何食いたいってあたし今日1人で家で飲む予定だったからツマミしかない」
「おっさんかよ
寿司でも食う?」
「熱湯掛けてやろうかほんと
寿司食べんなら1人で食べてきなよあたし外出たくないし」
「待ってろ」
そう言うとあいつはどこかに電話をかけだした。
1人で寿司食ってそのまま帰れよとか思ってたら10分後うちに寿司の宅配が来た。
