冗談みたいに告白してきたり、本気モードだったり。
ほんとはどんな性格なんだろう?
「じゃあ頑張ってみてね。とりあえず明日、練習で」
スコアブックをバックにしまって席を立つ。
練習と聞いて、色気ないなと苦笑いする亮介を残して教室を出た。
オレンジの光りはいつの間にか消えていて、空の遠くの方だけがまだ明るかった。
私はたぶん亮介のことは好きにならない。
そもそも、新しい恋をはじめることが出来るのかな。
今井先輩の存在が大きすぎて、前にも後ろにも、進めないのに・・・。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…