「おい!こっち来いよ!」

「いや!痛い!やめて!!」

「は?誰に逆らってんだよ!」
そう言って鋭い音と共にトイレの床にばたりと倒れ込む

すかさず足を振り上げて私の頭をグリグリと踏み潰す

ツンとした匂いと共に胃から酸っぱい臭いが上がってくる感じがした

必死に暴れて抵抗するがそれを阻止するかのように上から圧力をかけてくる

「も、もうやめてください」

「はぁ?」

「ちほ もういんじゃね?それなりに面白い動画撮れたしwww」
そう言ってスマホをチラつかせながら笑うのは 同じクラスのいじめっ子グループの1人なぎさ

後で動画送っとけよって腕組みながら鼻で笑うのは グループの主犯格 はるか

また後でなって言いながら背中をひと蹴りするのは ちほ

この3人に私は いじめられている。

助ける子も居なければ声をかけてくれるかも居ない。

こんな生活に嫌気がさすがこんな奴らに負けてられないって思う

こんな奴らのせいで私の人生めちゃくちゃにされてたまるか

そう私は誓った

私がいじめられるようになったのは
2年生に進級したすぐだった。

それは半年前のこと