偽りの愛言葉

不満そうだったけど、ベットって説得出来たし良かった。


これで安心して俺も寝れる。


俺の方こそ、どこでも寝れるんだぜ?


仕事から帰ってきて玄関で寝てたりさ。


すげーだろ。


プルルルルル…


ん?この着信、俺のじゃないわ。


「出ないの?電話鳴ってるみたいだけど。」

「あ、はい。大したことじゃないので。」


この時、一瞬だけ。


笑顔が引きつったように見えた。


別に見るつもりは無かったんだけど。


“隼也”


電話は男からだった。


多分、元彼だろう。


いいのかよ、せっかくの電話。


「早く出ろよ。音楽うるさいな…」

「あ…すいません…今出るので。」


怒ってるのは、うるさい訳じゃない。


ただ気に食わなかったんだ。


元彼のことが…。