偽りの愛言葉

指から抜けていくサラサラな髪。


好きだな…無性に。


「はい、終わったよ。」

「ありがとうございます。サラサラになってる…」

「ハハッ。俺ドライヤーの天才かもね。」

「調子乗らないでくださいよ~…もう。」


呆れたように頬を膨らませた。


そうだよ。


調子に乗ってるよ、俺。


不覚にも君は手に入らないことを忘れてた。