偽りの愛言葉

「お待たせ。指名してくれてありがと。」

「思ってた以上にイケメンすぎ…!!」


フッ、下心見えすぎ。


所詮。顔だろ?


上辺だけの笑顔で嘲笑う、俺の本性知ったら傷つくの?


「ねぇ、どこ見てるの。」

「…ごめん、ごめん。眠くなって。」

「ダメ!やっと相手してくれたんだからっ」


『眠い』なんて、ただの口実。


適当に眠いとか言っとけば、可愛く見えるでしょ?


あざといのは仕事上、仕方ないさ。


何よりターゲットが、ご機嫌斜めだと面倒いし。


「好きなタイプ教えて!」

「んー、」


好きな…タイプか。


「純粋な子、かな。」

「純粋って意外と普通!!」


俺と正反対に、きっとピュアで純粋。


そんな綺麗な彼女に惹かれた。


時々、子供みたいに泣き虫で。


でも無邪気な笑顔が天使みたいで。


見てて、飽きないっていうか。


傍に居て欲しい存在なのかもしんない。