偽りの愛言葉

「そうだ。梓ちゃん。」

「はい…っ」

「今日さ、俺の家おいで。」


最近は仕事で忙しかったから、久しぶりに2人だけの時間が欲しい。


なんか俺、強引かな?


俺の言葉に驚いたのか、一瞬だけ目を大きく見開くと恥ずかしそうに俯きながら頷いた。


本当に可愛すぎだから…!


どんだけ、キュンとさせれば気が済むの。


「良かった。じゃあ、もう少し待ってて!」

「が、頑張ってください!」


君は戸惑ってたみたいだけど、笑いながら俺は手を振った。


「ありがと…頑張れそう。」


あー、ハマってる。


どんどん梓ちゃんを好きになっては欲しがっていく。


早く独り占めしたい気分。


誰にも取られたくない、俺だけを見てて…って。


こんな独占欲強かったっけ…。


自分の変わりように笑えてくる。